朝顔を使った「色水遊び」は、夏の楽しいアクティビティとして子どもたちに人気があります。朝顔の花は色とりどりで、鮮やかな色が特徴なので、色水を作るのにぴったりです。色水遊びを通して、自然の美しさや色の変化を楽しむことができます。
以下は、朝顔の色水遊びのやり方です。
必要なもの:
- 朝顔の花(色水を作るために使用)
- 透明なコップや瓶(色水を入れる容器)
- 水(花から色を抽出するため)
- ハサミ(朝顔の花を切るため)
- ストローやスポイト(色水を移し替えるため、あれば便利)
- 白い花や他の色の花(色の違いを楽しむため、他の花を使うこともできます)
やり方:
1. 朝顔の花を収穫する
- 朝顔の花を新鮮なうちに収穫します。朝顔は朝に花を咲かせるので、朝方に花を摘むのがベストです。花がしおれてしまう前に切り取ります。
- 色水遊びに使う花の色を選ぶことができます。朝顔には、紫色、青色、ピンク色、白色などさまざまな色の花があるので、複数の色を使って色水を作ると面白いです。
2. 花を切る
- 花の茎を短く切り、花を取り分けます。花びらだけを使いたい場合は、花びらを切り取っても良いですが、茎も使って色水を抽出できます。
3. 花を水に浸す
- 花を透明なコップや瓶に入れ、水を注ぎます。花全体が水に浸かるように入れて、しばらく待ちます。
- しばらくすると、花から色素が水に溶け出してきます。色水がどんどん濃くなり、色が変わっていくのを観察できます。
注意点:花が水に浸かる部分にだけ色素が溶け出すので、全体が均等に色水に浸かるように工夫してみてください。
4. 色の変化を観察する
- 朝顔の花からは、鮮やかな色水ができあがります。時間が経つにつれて、色が濃くなったり、色が変わったりすることもあります。特に紫色の朝顔は、水に溶ける色素が変化するので、色の変化を楽しむことができます。
5. 色水を使って遊ぶ
- 色水ができたら、ストローやスポイトを使って、色水を別の容器に移し替えたり、混ぜ合わせたりして遊びます。複数の色を使って混ぜると、新しい色ができることもあります。
- 例えば、紫色と青色を混ぜると違った色ができたり、色水の濃さや透明度を調整したりして、実験的に楽しむことができます。
6. 色水アート
- 色水を使って、紙や布に色をつけることもできます。色水を筆やスポンジで塗ったり、絵を描いたりして、オリジナルのアート作品を作ってみましょう。
アートのアイデア:
- 色水を使って白い紙に色を付けて、グラデーションや模様を描く。
- 色水をキャンバスとして使い、朝顔の花を実際に押し花にして貼り付ける。
- 水を使って、色の濃淡や色の変化を楽しむアートを作る。
7. 色水を観察しながら学ぶ
- 色水遊びを通して、子どもたちには色の変化や、植物から色素がどのように出てくるのかを学んでもらうことができます。
- 色水がどうやって変わるのか、朝顔の花が水を吸い上げる様子も観察することができ、自然の仕組みに触れる良い機会です。
コツ:
- 朝顔の花の色が水に溶けるまで少し時間がかかるので、待っている間に他の花と比較してみたり、変化を観察したりするのが楽しいです。
- 花の種類によって色の出方が違うので、いくつかの種類の花を試してみると面白い結果が得られるかもしれません。
- 色水を使った遊びの後は、容器をしっかりと洗いましょう。特に色素が残るので、洗う際には注意してください。
追加アイデア:
- 色水のブレンド:朝顔だけでなく、他の花(例えば、たんぽぽやマリーゴールド)や葉を使っても色水を作れます。色を混ぜ合わせて新しい色を作る実験をしてみると、さらに楽しいです。
- 実験:朝顔の花を水に浸すだけでなく、他の液体(お酢や重曹溶液など)に浸してみることで色が変化することがあります。これを利用して、色の変化を科学的に学ぶこともできます。