料理

【春の手仕事】簡単!皮なし米ぬかなし!たけのこのアク抜き方法

たけのこは、春に竹が成長し始める時期に収穫され、その新鮮な状態で料理に利用されます。

でも、”皮付きのたけのこの下処理って大変そう・・”と思う方も多いかもしれません。

実は、たけのこの下処理は皮を向いた状態でもOK。米ぬかがなくてもOK。意外と簡単にできるんです。

この記事では、「皮を剥いたたけのこのアク抜き方法」についてご紹介します。

 

たけのこの選定

たけのこを選定する際は、新鮮で食べごろのものを選ぶことが重要です。また、先っぽが閉じているものが良い品質の竹の子とされています。

以下は、その他のたけのこの選定のポイントです。

  1. 見た目:
    • たけのこは新しさを保つために、白く、ツヤがあり、シワが少ないものを選びましょう。外皮がきれいで表面に傷や変色がないか確認します。
  2. 触り心地:
    • たけのこは手に取ったときにしっとりとした感触があり、弾力があるのが良いです。硬すぎず、柔らかすぎずが理想的です。
  3. 切り口の確認:
    • たけのこの切り口を見て、内部が均一であることを確認します。内部に穴や空洞がないか確認し、健康な状態であることを確認します。
  4. 香り:
    • たけのこは独特の香りがあります。新鮮で良質なたけのこは、香りが良く、不快な匂いがしないことを確認します。
  5. 重さ:
    • たけのこの重さも一つのポイントです。重みがあり、水分が豊富であることが分かります。重いたけのこほど水分が多く、食感が良い傾向があります。
  6. 切り口の鮮やかさ:
    • 切り口が鮮やかで白いことが理想的です。切り口が茶色や変色している場合、新鮮さが失われている可能性があります。
  7. 季節:
    • たけのこは季節限定の食材であり、春が旬です。春先に収穫されたものが新鮮でおいしいため、シーズンに合わせて選ぶと良いでしょう。

これらのポイントを参考にして、新鮮で美味しいたけのこを選びましょう。購入先が信頼できる店舗や市場であることも重要です。

 

下ごしらえ

竹の子は表皮が堅いため、下ごしらえが必要です。竹の子を洗い、包丁で先端の硬い部分を切り取り、外側の硬い皮を剥いてください。柔らかい部分だけを取り出します。

  1. 皮のむき取り:
    • たけのこの皮は硬いため、まずは皮を剥いてやります。たけのこの上部と下部を切り落とし、包丁を使って皮をむいていきます。硬い皮は包丁を使って、やさしくむいていきます。手で引っ張りながらも剥くことができますが、包丁を使った方が効率的です。
  2. 切り口の処理:
    • たけのこを皮をむいたら、縦半分に切ります。長い場合は、鍋の大きさに合わせて切ってOKです。
  3. 穂先部の処理:
    • たけのこの穂先部分は硬く食べづらいため、切り取ります。穂先から約2〜3cmほど切り落とします。この部分は使いやすい長さに調整します。

 

下ゆで


大きな鍋に十分な水、お米、塩、唐辛子を入れ沸騰させます。

  • お米(一握り)
  • 塩(小さじ1)
  • 唐辛子(1本)

竹の子を鍋に入れ、数分間茹でてください。下ゆでによって若干の苦みや渋みが取り除かれ、食感もより良くなります。

 

たけのこの調理方法

たけのこは、さまざまな調理方法で美味しく楽しむことができます。以下に、代表的なたけのこの調理方法をご紹介します。

  1. たけのこご飯:
    • たけのこを輪切りにし、白ご飯と一緒に炊き込んだり、混ぜ込んだりして、たけのこご飯を作ることができます。旬の味わいが楽しめる簡単で美味しい料理です。
  2. たけのこ天ぷら:
    • たけのこを輪切りにし、天ぷらの衣を付けて揚げると、サクサクのたけのこ天ぷらができます。天つゆや塩で食べると良いでしょう。
  3. たけのこ煮物:
    • たけのこを薄切りにして、煮物に使うことがあります。出汁や醤油ベースの味つけで、季節の野菜と一緒に煮込んで食べます。
  4. たけのこの和え物:
    • 茹でたたけのこを冷まして、ポン酢やごまだれ、または胡麻油としょうゆで和えて、冷奴や冷や奴として食べるのも美味しいです。
  5. たけのこの炊き込みご飯:
    • たけのこを薄切りにしてご飯と炊き込むことで、たけのこの香りがご飯に広がります。具材として、鶏肉や椎茸、筍などを加えて炊き上げます。
  6. たけのこの酢の物:
    • 茹でたたけのこを薄切りにし、酢の物にして食べる方法もあります。酢、砂糖、しょうゆを使った甘酢のタレがよく合います。
  7. たけのこの炒め物:
    • たけのこを薄切りにして、野菜や肉と一緒に炒め煮にすると、シャキシャキとした食感が楽しめます。

この方法以外にも、たけのこは様々なアレンジが可能です。季節の旬の食材と合わせて、自分好みのたけのこ料理を楽しんでみてください。

 

たけのこの保存方法

茹でたたけのこを保存する際は、新鮮な状態を保ち、風味や食感を損なわないように注意が必要です。以下は、茹でたたけのこの保存方法です。

冷蔵庫での保存:

  1. 冷ます:
    茹で上げたたけのこを冷ます。茹でた直後の熱い状態で保存容器に入れると、湿気が発生しやすくなるため、しっかりと冷ますことが重要です。
  2. 保存容器:
    保存容器にたけのこを入れ、密封します。できるだけ密閉性の高い容器を使用し、外部の空気や湿気を遮断します。
  3. 濡れたキッチンペーパー:
    保存容器に濡れたキッチンペーパーを敷くと、たけのこの乾燥を防ぎ、適度な湿度を保つことができます。
  4. 冷蔵庫で保存:
    茹でたたけのこを冷蔵庫で保存します。冷蔵庫の野菜室や冷蔵庫袋に入れ、なるべく早めに使い切るよう心掛けましょう。
  5. 保存期間:
    茹でたたけのこは冷蔵庫で約2〜3日間保存が可能です。できるだけ早めにお召し上がりください。

 

冷凍での保存:

  1. 冷ます:
    茹で上げたたけのこを冷ます。茹でた直後の熱い状態で冷凍すると、品質が落ちることがあります。
  2. 適切な袋や容器:
    冷凍する前に、たけのこを適切な袋や冷凍容器に入れます。空気を抜いて密封し、凍結焼けを防ぎます。
  3. 日付を記入:
    冷凍保存する際は、パッケージに保存した日付を記入しておくと、使用順を管理しやすくなります。
  4. 冷凍庫で保存:
    冷凍庫で保存します。冷凍庫の温度は適切に保たれていることを確認しましょう。
  5. 保存期間:
    冷凍できたけのこは、品質を保つために約2〜3か月が目安です。できるだけ早めに使うことをおすすめします。

冷蔵庫や冷凍庫で保存する際に、できるだけ湿気を避けるように心がけましょう。保存状態に注意することで、できるだけ美味しさを長く楽しむことができます。

 

まとめ

この記事では、「皮を剥いたたけのこのアク抜き方法」についてご紹介しました。米ぬかがなくても皮を剥いた状態でも簡単にアク抜きができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。