甘酒は、米麹を使って発酵させた飲み物で、いちごを加えることで風味豊かな味わいに仕上げることができます。
この記事では、米麹だけで作る「いちごの甘酒の基本的なレシピ」「いちごの甘酒の保存方法」「いちごの甘酒の効果・効能」をご紹介します。
米麹だけで!いちごの甘酒作り方
材料:
- 米麹:大さじ2
- いちご:約200g(洗ってヘタを取り、切っておく)
- お湯:約500ml(煮沸して冷ましたもの)
手順:
- 米麹の戻し:
- 米麹をお湯に入れ、よく混ぜて溶かし、おおらかな容器に入れておきます。密閉容器があればそれを使用すると良いでしょう。
- いちごを加える:
- 溶かした米麹にいちごを加え、よく混ぜます。いちごの甘味が移るように、十分に混ぜ合わせましょう。
- 密閉して発酵:
- 混ぜたものを密閉容器に移し、ふたをしてしっかりと密閉します。室温で約24〜48時間発酵させます。発酵の途中で何度かかき混ぜると良いです。
- 濾す:
- 発酵が終わったら、濾して液体を取り出します。布で漉すか、ガーゼを使用して濾過します。
- 保存:
- 濾したいちごの甘酒を清潔な瓶やボトルに移し替えて保存します。冷蔵庫で冷やして飲むのがおすすめです。
- 味見して調整:
- 味見をして甘さが足りない場合は、お好みで砂糖やはちみつを加えて調整します。
これで、米麹だけを使用していちごの甘酒が完成しました。甘酒は発酵の過程で乳酸菌が生じ、消化を助ける働きがあります。いちごの風味が加わり、美味しい自家製の甘酒を楽しむことができます。
いちごの甘酒の保存方法
いちごの甘酒を保存する際には、清潔な容器を使用し、適切な環境で保存することが重要です。以下は、いちごの甘酒を保存する基本的な方法です。
- 密閉容器:
- 甘酒を保存する容器は密閉性があり、清潔なものを選びましょう。ガラス瓶やプラスチック容器などが適しています。密封がしっかりしていると、外部の空気や微生物の侵入を防ぎます。
- 冷蔵庫で保存:
- いちごの甘酒は冷蔵庫で保存すると長持ちします。冷蔵庫の温度帯(約4〜10度)で保存することで、発酵の進行が緩やかになり、品質が保たれます。開封した状態でも約1〜2週間は美味しさを楽しむことができます。
- 冷凍保存:
- 長期間保存する場合は、いちごの甘酒を冷凍することもできます。氷ができる容器に注ぎ、冷凍庫で保存しておくと、数か月間保存が可能です。解凍後は冷蔵庫でゆっくり戻すと、品質を損なわずに楽しめます。
- 空気を避ける:
- 甘酒を保存する際には、可能な限り空気を避けるように心掛けましょう。空気中の酸素が酒を酸化させ、品質を劣化させる可能性があります。容器に詰める際に余計な空気を抜くことができると良いです。
- 日陰で保管:
- 容器を日光の当たらない場所に保管すると、酒の風味がより長持ちします。直射日光や高温の場所は避けましょう。
甘酒は発酵飲料であるため、保存状態によっては微生物が繁殖する可能性があります。上記のポイントに気を付けながら適切に保存すれば、美味しさを長く楽しむことができます。
いちごの甘酒の効果・効能
いちごの甘酒には、いちご自体がもつ栄養素や発酵飲料としての効果が組み合わさり、さまざまな効果や効能が期待されます。
- 栄養素の補給:
- いちご自体にはビタミンCや食物繊維、抗酸化物質が豊富に含まれています。これらの成分が甘酒にも移行し、栄養素の補給が期待されます。
- 腸内環境の改善:
- 甘酒は発酵飲料で、発酵過程で乳酸菌が生じます。これにより、腸内環境が整えられ、腸内フローラの改善が期待されます。
- エネルギー源としての利用:
- いちごの甘酒には糖分が含まれており、エネルギー源として利用できます。これが体力の回復や疲労回復に寄与する可能性があります。
- 美容効果:
- いちごに含まれる抗酸化物質やビタミンCが、美肌や抗酸化作用をサポートする可能性があります。
- リラックス効果:
- 甘酒には、アミノ酸などが含まれており、これがリラックス効果をもたらすとされています。リラックス効果により、ストレス軽減や安眠効果が期待されることもあります。
ただ、これらの効果は一般的な期待値であり、医学的な効果が確立されているものではありません。
特にアレルギーがある場合や疾患を抱えている場合は、医師に相談することが重要です。また、摂取量にも注意が必要で、適度な量で楽しむようにしましょう。
まとめ
この記事では、米麹だけで作る「いちごの甘酒の基本的なレシピ」「いちごの甘酒の保存方法」「いちごの甘酒の効果・効能」をご紹介しました。
ちょっとリッチないちごの甘酒。
ぜひ試してみてくださいね。