食材

ビーツがカビ&土臭い!子供も美味しく食べられる方法とは?

「食べる輸血」とも呼ばれるビーツですが、カビ臭くて食べられない!!まずい!などの声も多いです。

でも、せっかく栄養が豊富なビーツ。上手に美味しく取り入れたいですよね。

実は、やり方次第で美味しくなる方法があるんです。

この方法なら、子どもも喜んで食べてくれるはずですよ。

この記事では、ビーツを美味しく食べられる方法やレシピ4選をご紹介します。

 

ビーツの詳細

ビーツ ビーツは、ヒユ科・アカザ亜科に属する植物で主に根菜部分が食用として使われます。見た目はカブに似ていますが、ほうれん草と同じ科に属します。
栄養価 リン/ナトリウム/マグネシウム/カルシウム/鉄カリウムが豊富。ビタミンA、B、C/食物繊維/葉酸も多く含むため「食べる輸血」と言われています。
収穫時期(旬) 6〜7月 / 11〜12月(3月と8月に種をまき、わずか3ヶ月で収穫できます)
主な購入先 スーパーやカルディ、成城石井などでは輸入缶詰が購入できます。国産のビーツ(生)は、主に通販で購入することができます。
代表料理 ボルシチ(ロシア料理)

 

ビーツがカビ&土臭い理由は?

ビーツが臭いのは、土の中で育ったからではないんです。ビーツに含まれる「ゲオスミン」という成分が、カビや土の臭さと同じ成分だからなのです。

なので、後からついた匂いというよりも、ビーツ本来の臭さと言った方が適切かもしれませんね。

臭い部分は、実の部分で。葉や茎は美味しく食べられます。

ただ、葉や茎にはえぐみが多少あるので、茹でてから食べた方が食べやすいです。

ちなみに、「ビート」という野菜があるのですが、これをビーツと同じだと勘違いしている人ももしかしたらいるかもですが、全くの別物です。

ビートは、テンサイ(甜菜)のこと。お砂糖の原料となる野菜です。生で食べると甘いですが、アクが強く繊維質なのでお砂糖の原料としてのみ収穫されます。

ビーツも独特の甘味はあるのですが、ビートと違ってゲオスミンの成分で臭くなってしまうのですね!

 

ビーツの臭さを消す方法は?

ビーツの臭さを消す方法は、

  • 皮ごと茹でる&お酢を入れる
  • 皮を剥いて下茹でする

です!

それでは、詳しくみていきましょう!

 

皮ごと茹でる&お酢を使う

ボルシチやスープなど、茹でる料理に使う場合、レシピには皮を剥いて使用すると書いてあると思いますが、その前にあらかじめ皮付きのまま水から40分くらい茹でると独特の匂いが飛んで食べやすくなります。

そのままサラダとしていただくこともできますよ。

ちなみに、ビーツには、ビタミンCや葉酸などの栄養素がたっぷり入っていますので、まずは、皮を剥かずに下処理をするこの方法で試してみてください。

 

◉茹で方

【材料】

  • 水・・お鍋にビーツ入れてかぶるくらいの量
  • 酢・・大さじ1〜2
  • 塩・・少々

【茹で方】

  1. ビーツをよく洗います。
    ※葉がついている場合は切り落とします。
  2. (皮付きのままの)ビーツを鍋に入れ、水・酢を入れて火にかけます。
  3. 沸騰したら(途中差し水をしながら)弱火で30分〜45分茹でます。最後の仕上げで塩を加えます。
    ※塩は色味を減退させてしまうので、最後に使うのがポイントです!
    ※ビーツ独特の土の匂いが籠らないよう、蓋はしないようにしてください。
  4. 竹串でスーッと刺さったらOK。火を消して茹で汁につけたまま冷めるまで置いておきます。
  5. 冷めたら、お好みの大きさにカットします。

 

 

お酢を入れると臭みも抑えられ、赤味が鮮やかになるので「皮付きのまま茹でる&お酢を入れる」下処理をしてみてくださいね。

 

【茹で汁にも栄養がたっぷり!!捨てるのはもったいないです!】
↓↓↓

ビーツの茹で汁を使ったレシピ6選をご紹介!栄養満点の「飲む輸血」と呼ばれているビーツですが、下処理の時に「茹でた汁」にも実は栄養がたっぷりあると言われているんです。知らずに捨ててしまうなんて勿体無いですよね。この記事では、ビーツの茹で汁を使ったレシピを6選ご紹介します!...

 

皮を剥いで茹でる

それでも、まだ臭いが気になるよという方には、皮を剥いて茹でることをお勧めします。

ビーツの皮と実のえぐみが取れてだいぶ臭いも気にならなくなると思います!

ただ、皮を剥いた状態で長時間茹でると、栄養分が逃げてしまいますので、沸騰したお湯にビーツを入れて、再度沸騰したら取り出してください。

アクが抜けてさらに食べやすくなると思います。この下処理後、ボルシチやスープに使ってみてください。

 

子供におすすめのビーツレシピは?

ビーツのきんぴら

>>>レシピを見る

お弁当にも色鮮やかでgoodですよね♡家族に作ってあげたくなります!

 

ビーツのグラタン

>>>レシピを見る

チーズとビーツも合いそう!色鮮やかで食べてみたくなりますね!

 

ビーツのポテトサラダ

>>>レシピを見る

ポテトサラダにもできちゃうビーツ♡これなら子供も喜んで食べてくれそう!お弁当にもgoodですね!

 

ビーツのカレー

>>>レシピを見る

みんな大好きカレーもビーツを使えば栄養満点!子供も美味しくいただけますよ

 

まとめ

ビーツ独特のカビ&土臭さは、土の中で育ったからではなく、実の部分に臭い成分が含まれているからです。

臭い匂いを消す方法は、

  1. 皮ごと茹でる
  2. 皮を剥いて茹でる
  3. お酢を入れる

です。

子供にも好評なアレンジレシピ

  1. ビーツのきんぴら
  2. ビーツのカレー
  3. ビーツのグラタン
  4. ビーツのポテトサラダ

をご紹介しました。

意外と色々なビーツのレシピが出回っています。お気に入りレシピを見つけて栄養をたくさん摂れるといいですね。

では!