甘味料として使われている「ステビア」は、カロリーや糖分が含まれていないものの、砂糖と比較して非常に強い甘みがあります。
この「ステビア」を使用した食品や飲料が健康志向の人やダイエット中の人から人気があるのですが、以前アメリカで使用が禁止されていたんです。
なぜ禁止されていたのか、気になりますよね？
他にも噂されている「発がん性」や「不妊のリスク」など、ステビアは本当に安全なのかどうかについて詳しくご紹介します。
なぜアメリカで使用禁止されていたの？
ステビアの始まりは、16世紀ごろのパラグアイ先住民。薬草や甘味料として使用していたんです！日本では、1970年に国際糖尿学会「ステビアは糖尿病への効果が期待できる」とコメントしたことがきっかけで、1972年頃から商品として販売されるようになりました。
ですが、アメリカやヨーロッパでは、ステビアの危険性について明らかにされていなかったため、使用についてFDA（アメリカ食品医薬品局）が懸念していました。
しかし、2008年にFDA（アメリカ食品医薬品局）は、「ステビアエキスの安全性を認める」ことを発表し、その後、ステビアを含む食品・飲料の販売が合法化されました。
ただ注意点として、一部のステビア製品には、FDA（アメリカ食品医薬品局）が承認していない低純度のステビアエキスが含まれている場合があるんです。
※これらの製品には、FDA（アメリカ食品医薬品局）によって警告が出される可能性があります。
なので、ステビア製品を購入する場合は、信頼できるメーカーから購入することが重要です。
ステビアとは？
ステビアは、南アメリカ原産のステビア植物の葉から抽出される甘味料で、カロリーや糖分を含まず、砂糖と比較して非常に強い甘味があります。
カロリーや糖分を含まないってすごいですよね！！(°_°)✨
ステビアは、主に高純度のステビアエキスが使用されていて、ステビオシドやレバンティオールなどの甘味成分が含まれています。なので、砂糖や人工甘味料に比べて、血糖値やインスリンの分泌に影響を与えにくいとされています。
これが、ダイエットや糖尿病の管理に役立つと言われている理由ですね！！✨
ステビアは、一般的に粉末状や液体状の製品として市販されていて、多くの食品・飲料メーカーがステビアを使用しています。
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パウダーが一番使いやすいです👍✨砂糖の代わりにどうぞ！！
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ステビアの特徴
ステビアには、以下のような特徴があります。
- 非糖類甘味料
ステビアにはカロリーや糖分がほとんど含まれていません。砂糖や人工甘味料に比べて、健康に良い甘味料とされています。 - 強い甘みがある
ステビアには砂糖の約200倍から400倍の強い甘味があります。そのため、少量で十分な甘味を得ることができます。 - 低カロリー
ステビアは、砂糖の約1/300のカロリーしか含んでいません。そのため、ダイエット中や糖尿病の管理に役立つとされています。 - 血糖値への影響が少ない
ステビアは、血糖値やインスリンの分泌に影響を与えにくいとされています。そのため、糖尿病患者や血糖値が気になる人に適しています。 - 安全性が高い
ステビアは、世界保健機関（WHO）や欧州食品安全機関（EFSA）などから、安全性が高いと評価されています。また、アメリカ食品医薬品局（FDA）も高純度のステビアエキスを承認しています。
ステビアは危険なの？
ステビアは危険という言葉も噂されていて、本当に健康に良いのか気になりますよね？
でも、安心してくださいね＾＾
ステビアは、WHO（世界保健機関）やEFSAなどの機関からも安全性が高く評価されています。※EFSAとは、食品や飼料に関連するリスク評価を行い、安全性について欧州委員会などに科学的助言を行う機関。
ただ、一部の人々には、ステビアによって健康問題が引き起こされる可能性があるので注意が必要です。
具体的には、以下のようなケースがあげられます。
- アレルギー反応
ステビアに対してアレルギー反応を起こす人がいることが報告されています。しかし、その数はごく少数であり、一般的なアレルギー物質と比較して、ステビアのアレルギー反応は非常にまれであるとされています。 - 消化器系の問題
ステビアを過剰に摂取すると、消化器系の問題が引き起こされる可能性があります。例えば、下痢、腹痛、ガス、吐き気などが報告されています。しかし、これらの問題は、通常、適切な摂取量を守れば発生しません。 - 低血圧の人
ステビアは、一部の人々の血圧を下げる可能性があります。低血圧の人は、ステビアを摂取する前に医師に相談することが望ましいです。
発がん性や不妊のリスクもありません！
ステビアの副作用として心配されている「発がん性」ですが、これは平成8年度厚生科学研究報告書「既存添加物の安全性評価に関する調査研究」や、平成13年11月に開催された「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会毒性・添加物合同部会」で問題がないことが報告されています。
また、女性にとって気になる「不妊のリスク」もありません。
「ステビアを摂取すると妊娠しにくい」という噂のきっかけは、1968年にウルグアイの学者プラナスの「ラットにステビアエキスを投与したところ、妊娠率の低下が認められた」という報告が雑誌「サイエンス」に掲載されたことでした。
ですが、市販で売られているステビア甘味料は、エキスではなく精製された高純度のもので、ステビアエキスとは全く関係がないということです。
※森田化学工業株式会社参照
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ステビアの使用方法
ステビアは天然の甘味料であり、砂糖の代わりとして使用するのがおすすめです！
ステビアの使用方法のいくつかを紹介しますね。
- 飲料: ステビアは液体に溶けやすいため、コーヒーや紅茶、ジュースなどの飲料に簡単に使用できます。少量から始めて徐々に量を調整し、好みの甘さに合わせることができます。
- 料理: ステビアは熱にも安定しているため、料理にも使用できます。ケーキ、クッキー、パン、ジャムなど、様々なレシピで砂糖の代わりに使用することができます。ただし、砂糖との置き換え比率には注意が必要です。一般的に、ステビアは砂糖の約10〜30倍の甘さを持つため、少量で十分な甘さを引き出すことができます。
- ヨーグルトやシリアル: ステビアはヨーグルトやシリアルなどの朝食メニューにも使用できます。そのままか、粉末や液体の形で加えて、甘みを楽しむことができます。
- フルーツ: ステビアはフルーツとの相性も良く、フルーツサラダやスムージーに加えることで、自然な甘さを引き立てることができます。
- デザート: ステビアを使用したアイスクリームやプディングなどのデザートも作ることができます。ただし、レシピによってステビアの加え方や量を調整することが大切です。
ステビアの特徴として、甘さが持続せず急速に消えることがあるので、砂糖とは異なる食感や味わいが得られることがあります。
ステビアを初めて使用する際は、少量から始めて徐々に量や使用方法を調整して、自分の好みに合わせて利用してみてくださいね。
まとめ
ダイエットや糖尿病の管理に役立つと言われている「ステビア」ですが、以前はアメリカやヨーロッパでは、ステビアの危険性が明らかになっていなかったため、使用を禁止されていました。
ですが、現在（2023年）はアメリカでも安全性が認められ合法的に販売されています。
ただ、一部の人には危険性もありますので注意が必要です。
- アレルギー反応が出る人
- 消化器系の問題
- 低血圧の人
また、「発がん性」や「不妊のリスク」についても問題ないと報告されていますので安心してくださいね。
