七草粥(ななくさがゆ)は、日本の伝統的な行事である「七草の節句」(1月7日)に食べられる特別なおかゆです。
この行事では、七種類の新芽や草を摘んで七草を使った粥を作り、無病息災や健康を願う習慣があります。
この記事では、七草粥を手作りする基本的な作り方をご紹介します。
七草粥のレシピ
【材料】
- おかゆ(ご飯):1合(約180g)
- 七草(ななくさ):各1/2カップずつ(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)
【手順】
- 七草の下ごしらえ:
- 七草はよく洗って水気をきり、食べやすい大きさに切ります。
- ご飯を炊く:
- おかゆを炊きます。通常のご飯を炊くように、お米と水の比率を考えて炊飯器や鍋で炊きます。
- 七草を加える:
- ご飯が炊きあがったら、炊きたてのご飯に七草を加えて混ぜます。熱いご飯の蒸気で七草がほんのりと温まります。
- 器に盛り付ける:
- 七草粥を器に盛り付けます。お好みでしょうゆや塩などを加えて味を調整します。
- お澄まし(お吸い物):
- 伝統的な食べ方では、七草粥と一緒にお吸い物を添えて食べることがあります。
伝統的な七草粥は、七草を加えたご飯をそのまま食べることが一般的ですが、近年では七草をすりおろしてトッピングしたり、具材を加えてアレンジしたりすることもあります。
七草の香りと風味が特徴的で、寒い季節に温かい食事として親しまれています。